WiMAX2+ ハイスピードプラスエリアモードについて

 

今回は、「WiMAX2+のハイスピードプラスエリアモードって何?」とか「利用するには何か特別なことが必要なの?」といった、わかりにくさで困っている方にも、初心者でもわかるハイスピードプラスエリアモードについての注意点と、制限などの仕組みについてもご紹介していきます。

ハイスピードプラスエリアモードはとても便利な仕組みなので、便利さがわかれば利用しない手はないかと思います。

 

ハイスピードプラスエリアモードについて

 

ハイスピードプラスエリアモードは、auのLTE通信である「au 4G LTE」を利用するモードです。

WiMAXには使えるモードが2種類あります。

1つはハイスピードモードと呼ばれるWiMAX2+の電波を使用するモードであり、今回ご紹介しているハイスピードプラスエリアモードは、WiMAX2+とauのLTEの両方を利用できるモードとなっています。

どうしてこのような2種類のモードが必要なのかというと、WiMAX2+の電波を利用するハイスピードモードではカバーできないエリアで利用を可能にするためです。WiMAX2+の電波が届かないエリアは、地下や山間部等のエリアが多いのですが、ハイスピードプラスエリアモードを利用することで、auのスマートフォンと同じような広い範囲での利用が可能となります。

auの4G LTEを利用する回線ですので、auが誇る800MHzのプラチナバンドを利用していますので、エリアの人工カバー率が99%を超えるわけです。

このためWiMAX2+の電波が使える場所で併用することで、WiMAX2+とauのLTEの超高速通信が可能となる点がメリットです。

通常の下り最高速度558Mbpsnにauの回線の4G LTEを利用することで、理想値ですが758Mbpsの速度で利用できることになります。

ここまでを見ると、広範囲で使えるかなり便利なモードであり、かつ通信速度も場所によっては高速になるということでメリットだらけなのですが、実際にはデータ量の上限のデメリットや、データ量無制限のギガ放題のプランでの加入者でも、制限がかかる仕組みなどが分かりにくく、ハイスピードプラスエリアは初心者の方にはかなりアプローチが難しいものとなっています。

たしかに通信モードが2種類ある上に、ギガ放題のプランで加入していても、速度制限が発生するとなると、かなり理解しづらいですね。

便利なように見えるこのハイスピードプラスエリアも、上手に利用すればメリットが享受できますが、デメリットもあるためこの点を詳しくご紹介していきます。

 

ハイスピードプラスエリアモードにおけるデメリットについて

 

  • 3年契約をしている場合以外は別料金で月額1005円がかかる

もしWiMAXの契約プランが1年契約や2年契約である方は特に注意が必要です。

ハイスピードプラスエリアモードを使うと、その月には月額料金とは別に1005円の使用料が請求されます。

逆に言えば3年契約をしている方はこのハイスピードプラスエリアモードを無料で利用することができます。

ほとんどのプロバイダーを経由しての契約では3年契約が主流ですので、この場合はWiMAX2+を契約する際に、ハイスピードプラスエリアモードを無料で利用できるLTEオプションというのがつきます。ただし3年契約以下の契約の場合にこのオプションはありません。

1度でもハイスピードプラスエリアモードを利用すると月額の料金がかかってしまうので、もしハイスピードプラスエリアモードを利用したい場合は、3年プランで契約することをお勧めします。

  • 月7 GBの速度制限について

ハイスピードプラスエリアモードは、月間のLTE使用量が7GBを超えると月末まで128kbpsの速度制限が発生します。

ギガ放題で月間のデータ使用量が無制限のプランで契約しているのに、7 GBの制限ということで初心者にはかなり難しい内容となっています。

例えば1度でもハイスピードプラスエリアモードを使うと、ギガ放題でも月に7 GBまでしか使えないと勘違いしてる方もいますが、実際はLTEの使用量が7 GBを超える前であれば、通常のハイスピードモードに戻せば、普通に上限なしで使えます。わかりやすくまとめれば、ハイスピードプラスエリアモードで月間の使用量が7 GBを超えない限りは、何も心配する必要はないということです。

ただし1度ハイスピードエリアモードを利用したにもかかわらず、通常のハイスピードモードに戻すことを忘れて、そのまま使用してしまい月に7 GBを超えてしまうと、無制限のプランであってもスマホの速度制限と同じ128kbpsまで制限されてしまうため、インターネットの通常使用がかなり制限されます。

ちなみにこのハイスピードプラスエリアモードのLTEの使用量は確認することができますので、どうしても不安な方は参考にしてください。

  • 通信料カウンターで使用量を知る

ルーターに通信料カウンターが搭載されているので、そちらでおおまかな使用量を知ることができます。

  • プロバイダーにログインして詳細の使用量を知る

おおまかな数字ではなく詳細な数字の確認がしたい場合は、マイページからログインして通信料確認や、通信料照会といったメニューをクリックすることで、詳細な使用量を知ることができます。

 

まとめ

 

このハイスピードプラスエリアモードを使用した場合は、こまめにLTEの通信料をチェックしながら、通常のハイスピードモードに戻すように注意をすれば上手に利用することができます。

 

WiMAXとWiMAX2+の違いとは?基本的な知識と内容を徹底比較

 

いつでもどこでもインターネットが利用でき、エリアも拡大したことで使いやすくなったWiMAX。有名芸能人やキャラクターを起用したCMで知名度もアップしています。

ところがこのWiMAX、サービス終了が決定し終了日も発表されました。今後はWiMAX2+に移行していくとのこと。後継のサービスだからきっといろいろ改善されているんだろうけど、どんな点が変わったの?もしハイスペックになっていたら料金も上がるのでは…?

契約しようと思っていても、はっきり分からないと疑問や不安もありますよね。さっそくこの2つのサービスの違いを徹底比較し、安心してインターネット回線選ぶ知識を身につけていきましょう!

まずは2つの違いを比べる前に、WiMAXとWiMAX2+の基礎知識を説明します。

 

そもそもWiMAXって何?3Gや4G(LTE)との違いは?

 

WiMAXとはUQコミュニケーションズ株式会社が提供している移動型通信サービスのひとつです。Wi-Fiルーターと呼ばれる端末を携帯し、スマートフォンやタブレットからインターネットに接続することができます。携帯電話やスマートフォンの3Gや4G(LTE)と同じく移動体通信方式を採用しており、それぞれ違う規格の無線通信技術です。

3Gや4G(LTE)と違う点は、携帯電話やスマートフォンで通話やキャリアメールができないところです。従ってインターネット限定のサービスなのですが、光などの固定回線に対応していないエリアでも高速通信ができるように開発されました。

光回線のように工事などの面倒な手続きが無く、契約したその日にモバイルWi-Fiルーターを使っていつでもどこでもインターネットを手軽に利用できる反面、光回線に比べると通信の安定性・速度ともに劣るところがデメリットでした。

さらに提供当初は下り(ダウンロード)の通信速度が40Mbpsでしたが、2015年には13.3Mbpsまで縮小されました。

 

WiMAX2+って何?WiMAXとの違いはどこ?

 

WiMAX2+ はWiMAXの進化系の回線で、通信速度が大幅に上がったのが特徴です。WiMAXが旧回線とすると、WiMAX2+は進化した新回線というところです。

WiMAX2+は2013年から提供が開始されました。アンテナ基地局の拡充や通信技術の進歩により爆発的に性能が上がったのが大きな違いです。旧回線のWiMAXが2009年に提供開始されたので、その間に改良が進められていたのですね。

通信速度が改善された代わりに、混雑回避のための通信制限が設けられるようになりました。これは旧回線では設定されていなかった新たな制限です。

契約上は月額無制限プランで使い放題であったとしても、3日間で10GBを超えると速度が落とされます。とはいっても画質を落とせば動画も普通に見ることができ、ホームページの閲覧などであれば問題のない程度の緩やかな制限です。

 

WiMAXとWiMAX2+の比較表

 

次に分かりやすく表にまとめてみました。

 

WiMAX

WiMAX2+

提供開始

2009年2月

2013年2月

提供終了

2020年3月

予定なし

最大通信速度

下り(ダウンロード)

13.3Mbps(当初40Mbps)

・558Mbps

・708Mbps(ハイスピードプラスモード利用)

上り(アップロード)

15.4Mbps

30Mbps

通信制限

なし

・通常プラン7GB/月

・無制限プラン 基本なし

(3日間10GB超で速度制限あり)

通信速度を確認すると、新回線のWiMAX2+は旧回線に比べ10倍以上の速さが出ていますね。これはモバイルのインターネット回線では最速です。光回線の平均速度が100Mbpsなので、それを上回る速度です。

今まで旧回線のWiMAXでは動画の読み込みなどに時間がかかりイライラすることもありましたが、新回線のWiMAX2+ではストレスフリーで楽しめますね。

 

WiMAX2+のエリアはどうなる?

 

気になるのは提供エリアですが、3Gや4G(LTE)に比べて対応しているエリアが都市部に限られているイメージがありますよね。

全国的に提供範囲を見てみるとWiMAXのエリアは縮小し、変わってWiMAX2+のエリアが拡大していることが分かりました。一部地方や山間部では提供されていないエリアがありますが、通常の市街地や住宅地であればほぼ対応しています。もし使用を検討しているのなら、事前にUQコミュニケーションズのホームページで利用場所が対応エリアかどうかを確認しましょう。

また、WiMAX及びWiMAX2+ともに障害物に弱く、壁などを通しにくいため、建物の中や地下では利用しにくい状況でしたが、現在は一部地下鉄の駅で利用できるまで通信状況も改善され、今後も利用できる地下鉄を増やす予定ということです。

 

WiMAXの終了とWiMAX2+の完全移行

 

WiMAXとWiMAX2+の大枠を説明してきましたが、もし契約するとしたら現在WiMAX2+しかできません。前述のとおりWiMAXの通信サービスは2020年3月に完全終了することが決定し、2018年9月で申し込み受付も終了しています。新規で契約をする場合はどちらかを選ぶ必要はありません。ただしプロバイダーによって料金や特典などの契約内容が違うので、しっかりと見比べて自分に合った内容を選択しましょう。

もし現在WiMAXを使用している場合はWiMAX2+に機種変更の手続きをする必要があります。サービスの終了に伴い契約解除にはなりますが、その場合の契約解除料は発生しません。無料で機種変更できるお得な機種変更のプランが用意されています。

 

まとめ

 

WiMAXとWiMAX2+の違いについて説明してきました。

WiMAX2+がWiMAXの格段に通信速度が上がった通信規格であることと今後も対応エリアが広がり通信状況が改善され、さらに使いやすくなる可能性があること。大きな違いはこの点です。

WiMAXとWiMAX2+はどちらもUQコミュニケーションズの提供する通信サービスです。今後契約するのであれば新回線のWiMAX2+だけですが、様々なプロバイダーがこのサービスを提供しています。プロバイダー各社のプランを比較し、利用場所や利用目的に合わせて選ぶことが大切です。この記事を参考にして、よりよいインターネット環境を整えてください。